2019年12月24日

【赤ちゃん親子先生授業2019】

公立小学校6年生2クラスに1時限ずつ、赤ちゃん親子先生10組が訪問しました。
「命のつながり」の授業カリキュラムの一環として毎年実施させて頂いている学校ですが、とても嬉しいエピソードがありました。昨年までに赤ちゃん先生として参加したお母さんのお腹に当時授かっていた赤ちゃんが無事に誕生し、兄弟揃っての赤ちゃん親子先生となって登壇されました。担当の養護教諭の先生も覚えていてくださり、まさに命のつながりを間近に感じる機会となりました。
また、あちらこちらに歩き回る赤ちゃん先生を肩車するたくましいお母さん先生のお腹にも、もうひとつの命が授かっていました。みんなでお腹を触らせてもらい、まるで親戚の子供たちのような温かい眼差しを向けていました。
一人一人違うけれど、どこかつながることができる命のふれあいに、今年も心あたたまる時間となりました。






2019年12月17日

キャリア教育プログラム【貿易ゲーム】

小学5年生を対象に、2時間目と3時間目を続けて、2クラス同時に実施させて頂きました。
あらかじめ不平等な初期条件を設定しておくことで、世界の経済状況や仕組みを知り、他者との関わり方を体験的、共感的に理解します。
全員参加型の主体的・対話的な学びにより、一人一人の気づきを促し、自己理解、他者理解を深めることで協働型課題解決能力の向上を目指します。
詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://www.shiminship.com/p/home.html?m=1


2019年11月30日

学生サポーターの語り合いカフェ ~みつけたい その先にあるもの~ 

【 見えないものに寄り添うために Part2】
学生サポーターで運営する語り合いカフェが実施されました。学習支援、子ども食堂、子どもの居場所づくりに関心のある愛知県内の学生や、行政関係者等が交流し、今回は尾張旭市子どもの学習・生活支援事業『リンクアップ』の学生サポーターが、日頃の活動をシェアし、お互いの学びを深めるための研修会を運営しました。
フリードリンクで温かいお茶を飲みながら、参加者一人ひとりが体験を語り合い、学び合いました。
また、ソーシャルスキルアップ研修として「リフレーミング研修」と「キャリアアンカー研修」を実施し、それぞれの学習支援にどう活かしていくのかを話し合いました。
今後もこのような機会を設け、サポーターが研鑽し合うことの意義を確認する機会ともなりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
~参加団体~
● アンビシャス・ネットワーク 「テラハ」他
● アスクネット 「ステップ」他
● しみんシップnet  「リンクアップ」他





2019年11月10日

【子どもの居場所、学習・生活支援のつどい】

愛知県社会福祉協議会主催の研修会が実施されました。学習支援事業に取り組みはじめて4年目、当初の学習支援に生活支援が加わり2年目となりますが、弊団体が取り組む学習・生活支援事業の概要を公に紹介する機会を頂くのは3回目となります。
紹介の場を頂く毎に、我々の理念や事業内容を見直す機会ともなっており、愛知県社会福祉協議会の皆様には心より感謝申し上げます。
基調講演の愛知県立大学の野田博也教授からは、日頃から教育福祉全般でご教示頂いていることに加え、事業の進捗を共有し、現状の課題や展望を話し合う場となり、改めて深く学ばせて頂きました。
各市町村の社会福祉に携わる方、学習支援事業者、子ども食堂関係者、そして行政関係者等、多様な参加者が集い共に考えるこの研修会では、様々な調査から打ち出されたデータから、日本のワーキングプアの状況、そしてその中にいる子どもたちの環境の変化を確認し合いました。
そして、現状の支援で貧困の連鎖を断ち切ることができるのかを共に考える中で、我々が常にテーマとしている「見えないものに寄り添うこと」や「学習支援からうまれる地域のつながりを構築していくこと」は、やはり重要であると確認することができました。
私たちは、直接携わる行政や福祉関係者や事業者だけではなく、地域の中でさらに広げていく工夫を積み重ねたいと考えています。





2019年11月3日

【赤ちゃん親子先生の交流会2019】

小中学校授業支援プログラム
「赤ちゃん親子先生授業」の準備としての交流会に16組の赤ちゃん親子さんが集まりました👶
名古屋市、瀬戸市、長久手市、尾張旭市など尾張地区の様々な町から集まった赤ちゃん親子さんが、先輩ママさんから、授業に参加する心構えを学び、お互いの情報交換をしました。
学校では「命のつながり」を学ぶための授業があり、その中で赤ちゃん親子さんが児童生徒と交流します。
毎回、それぞれの親子さんの体験が語られ、児童生徒はもちろん、その場に立ち会った先生方もスタッフも命との出会いに感動し、温もり溢れる時間となります。




2019年11月2日

【コミュニティ・スクール(学校運営協議会)制度】

コミュニティ・スクール(学校運営協議会)制度の導入は、その意義と必要性をよく理解し、地域と学校が一体となって進めていきたいものです。
そのためには、市民一人一人が学び合い育ち合うことが大切だと考え、私たちは出会いと学びの場を提供し、社会教育全般の柱となるこの仕組み作りの中間支援役として学校関係者をサポートし、コーディネーターとしての専門性を高めていきます。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/10/1422294.htm

学生サポーターの語り合いカフェ・参加者募集

【 見えないものに寄り添うために Part2】
   ~みつけたい その先にあるもの~
   学生サポーターの語り合いカフェ
学生ボランティアサポーターで運営する語り合いです。
学習支援、子ども食堂、子どもの居場所づくりに関心のある方ならどなたでもご参加いただけます。
11月17日(日) 13:00~ 
尾張旭市中央公民館302会議室
13:00~13:30 受付・会場準備
13:30~15:00 ソーシャルスキルアップ研修
          「リフレーミング」
          「キャリアアンカー」
15:00~16:30 事例検討 
      「紙一重の強みと弱みの見極めサポート対策」
●参加協力費(お茶・お菓子・資料代) 
  学生200円 社会人500円
●事前申込制  定員30名
~参加予定団体~
● アンビシャス・ネットワーク 「テラハ」他
● アスクネット 「ステップ」他
● しみんシップnet  「リンクアップ」他
   ※個人参加・団体参加 歓迎します
申し込みはこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S90050471/
NPO法人しみんシップnet
お問合せは下記まで


2019年10月7日

今年も赤ちゃん親子さんの募集が始まっています♪

小学校の命の授業に、赤ちゃん親子先生として参加する教育プログラムです。
交流会だけの参加も大歓迎!!
お気軽にお問い合わせください!


2019年8月11日

社会参画ゲーム第2弾〜10年後のまちづくりワークショップ〜

【実践マイマニフェスト! SDGs
子どもたちの未来を描くのはわたしたち】
4月の平成最後のシティズンシップ獲得!『社会参画ゲーム第1弾』に続いての令和最初の第2弾を運営させて頂きました。
第1弾では子ども食堂運営とのコラボでしたが、第2弾では、地元扶桑町ままちょこさんのハッピーフェアとのコラボレーション企画で、大人と子どもが共に楽しみながらまちづくりを考える、という『多世代協働型課題解決ワークショップ』となりました。
子どもたちの未来を話し合い、聴き合い、同じ目標に向かって形のないものを創り上げる体験から、「協働」することの意義を感じ、SDGs17項目のうちの9つの視点を基準に、地域の課題を知り、私ごととして取り組む中で生まれたイノベーションに感動しました。子どもたちの聴く力、考える力、伝える力に我々大人は圧倒され、学び続けることについて改めて考える機会となりました。
多世代の交流の場をつくりあげ、若者が参画する事業を目指す丹羽青年会議所の皆様に心から感謝申し上げ、ますますのご発展を祈念いたします。

2019年7月30日

【社会参画ゲーム第2弾 】〜まちの課題は子どもたちの未来〜

【実践マイマニフェスト!
子どもたちの未来を描くのはわたしたち】
8月11日(日) 扶桑町中央公民館
一般社団法人 丹羽青年会議所の皆さんとご一緒させていただきます。4月に平成最後のシティズンシップ獲得!として運営させて頂いた『社会参画ゲーム第1弾』に続いての令和最初のシティズンシップ獲得!第2弾です。
第1弾では子ども食堂運営とのコラボでしたが、第2弾では、地元扶桑町のままちょこさんのハッピーフェアとのコラボレーション企画です。親子で楽しめる盛りだくさんの内容で、とても楽しみです。
申込登録はQRコード、下記チラシに記載のあるメールアドレスまでお問い合わせ下さい。




2019年6月27日

【子どもの貧困と子どもを支える活動について】 〜半田市・高浜市・尾張旭市の事例から〜

愛知県立大学の教育発達学科・社会福祉学科1年生のみなさんに、標題の活動についてお話をする機会を頂きました。
3月に企画した学習支援サポーター研修『見えないものに寄り添うために』に参加頂いた、半田市学習支援事業を運営するアンビシャス・ネットワーク代表の田中さん、高浜市学習支援事業を運営するアスクネット理事の城取さん、そして尾張旭市学習支援事業を運営する弊団体代表の舩坂、の3名のコラボ講座です。
これまでも、市を跨いでそれぞれの活動をシェアし、情報共有しながら進めてきた学習支援事業ですが、学生の皆さんに対し、三者が揃ってご紹介させて頂く初めての機会となりました。
『見えないものに寄り添うために』にご参加くださり、大学としての取り組みや考え方をご紹介くださった、同大学の野田准教授(教育福祉学部)とのご縁から頂いた機会で、このカリキュラムのご担当であり、瀬戸市で学習支援事業に携わっておられる大貫先生(教育方法学 カリキュラム論)のご支援も頂き実現したものです。
現場の実例をもとに、「自分ならどんなサポートをするのか」を全員で考え話し合う場面もあり、100名程の学生の皆さんの真摯に取り組む姿に、新鮮な力を感じました。
我々現場を運営する者こそが『協働』することの重要性を改めて感じ、何のための事業なのか、社会全体を見通すためには何をすればいいのか、見えないものへの支援とは何か、そして中間支援機能を活かし現場の質を高め、持続させていくことの責任を考える大きな機会となりました。

2019年6月22日

【多子社会の実現に向けた国民討議 愛知大会】が開催されます

6月30日13:30〜 名古屋駅名古屋VIP会議室
【多子社会の実現に向けた国民討議 愛知大会】
公益社団法人日本青年会議所
東海地区愛知ブロック協議会主催で開催されます。
少子高齢化による社会課題は様々あります。
この喫緊の課題について
市民が本気で議論する場面がここにあります。
少子化対策ではなく、なぜ多子社会実現の議論なのか。
未来を担う子どもたちに、
私たち大人は何を残せるのでしょうか。
多様な立場の市民一人一人が協働し、
そして官民連携で取り組むべき
大きな課題ではないでしょうか。
当事者の一人として、私たちも参加します。
どなたでも参加できます。
ぜひ一人一人の考えを出し合い、話し合い、
この地方の課題を、国の施策に対し提言しましょう。
⬇️申し込み・問い合わせは下記のページまで
https://m.facebook.com/tokai.aichi/


2019年6月1日

【第70回全国植樹祭あいち2019を応援します】

いよいよ明日に迫った全国植樹祭を、私たちも応援しています。
植樹に使われるどんぐりの苗木を育てたのは、尾張旭市内の「みどりの少年団」の子どもたちです。
スクールステイ事業として苗木を育てる中では様々な困難もあったそうです。そのひとつが昨年の猛暑とのたたかいでした。ちょうどその頃、みどりの少年団交流事業を運営させて頂き、少年団の子どもたちを中心に、地域のみなさんが集まり、森林公園の歴史を学んだり、木のものづくりに挑戦したり、植樹の意味を多世代の皆さんで話し合いました。
そして出来上がった「あさひミライの木」が市役所に展示されました。写真はその時のものです。
自然環境を守っていくために、自分が出来ること、したいことを一人一人が葉に書いてあり、その一つ一つに地域への、自然環境への、そして未来を担う子どもたちへの深い愛情が感じられます。
明日、6月2日の全国植樹祭では、子どもたちが困難をを乗り越え、地域の皆さんの愛情を受け育てた苗木が植樹されます。

#全国植樹祭あいち2019 
#みどりの少年団
#愛知県森林公園
#天皇皇后陛下
#スカイワードあさひ
#尾張旭市
#しみんシップnet











2019年5月22日

貿易ゲーム@愛知県春日井市立小学校6年生

総合のカリキュラム「地球人として生きる」のキックオフとして、「貿易ゲーム」を2クラス同時運営で採用していただきました。このカリキュラムは、一年間を通してプログラムされており、一学期は世界を学び、二学期は日本について考える、そして三学期はまとめとして、一人一人が地球人として生きることを考える、というものです。
社会見学や体験学習、調べ学習やプレゼン等を組み込んであり、人と出会い、体験し、感じ、考え、伝える、そんな主体的・対話的で深い学びを軸としたプロセスのスタートとしての「貿易ゲーム」です。
担当の先生は以前、教職員研修でお世話になった社会科の先生で、受講者としてご自身が体験された時の学びや感動を、教え子の6年生に体験してほしい、とお声掛けくださいました。
打合せでは、当時のことを振り返り、「まさかあんな行動をとるとは思わなかった」と感想があり、同僚の先生方の行動も思い起こし、6年生の子どもたちがどんな受け止め方をするのか、そして何をねらいとするのか、等を詳細に話し合いました。
身近な自分たちの暮らしは、実は世界につながっている、ということにそれぞれが気づき、考えの違う他者と協働しながら、豊かさを求め一歩を踏み出す姿。それぞれが考えを持ち、話し合い、答えのない未来に向かって行動に移す姿。
ゲームを通して、そんな子どもたちの前向きな姿が教室にあふれることとなりました。リフレクションでは、思考ツールを使い、活発な学び合いが行われました。
「貿易ゲーム」は、いつもの教室が世界となり、児童生徒一人一人が国民として参画できる、アクティブラーニングとして有効なプログラムだと、改めて感じる機会となりました。
弊法人では、「貿易ゲーム」のファシリテーションをブラッシュアップし、新しい教育の在り方への変化に対応していくために、講師の育成を行っています。
お問合せはホームページまでお願い致します。


2019年4月30日

【SDGs未来創生 第1弾 社会参画ゲーム】〜平成最後のシティズンシップ獲得〜

一般社団法人丹羽青年会議所✖️NPO法人しみんシップnet
「子ども食堂」体験✖️多世代参加型ゲーム
平成から令和を繋ぐ、かつてない10連休の2日目。
平成生まれの赤ちゃんから昭和育ちの大人まで80名程の皆さんが参加され「社会参画ゲーム」が実施されました。
この町で初めての「子ども食堂」も合わせて運営され、炊き込みご飯、豚汁、ほうれん草やもやしのおひたしといった、丹羽JCスタッフ手作りのメニューを、参加者皆さんで楽しみました。会場は温かい空気に包まれ、「初めまして」のみなさんが「食」を通して笑顔で過ごしていました。
しみんシップnetプロデュースの『多世代全員参加型ゲーム』では、幼児も小・中学生も、大人も混ざり合いテーブルを囲みました。一人一人が「知る・考える・意見を持つ・対話する・決定する」という『答えのない課題』に対しての意思決定プロセスに参加することで、「どうせ参加しても何も変わらない」というニヒリズムからの脱却を図ります。情報を得たい、という意欲、得た情報を整理し周囲の人との協働によって目的達成する喜びを感じ、主体的に判断・行動しようとするシティズンシップに働きかけます。
ゲームが始まった時の、答えが見えない不安感から、協働によって少しずつ見えてくる社会の状況、そして自分は何をすればいいのかに気づき、一歩踏み出した時の感覚は、参加者一人一人の変化から伝わってきます。
会場全体が少しずつ動き出し、出会いから何かに気づき、自分たちの力で喜びを得る、という体験を多世代で実施できたことはまさに社会課題への取り組みであり、主権者教育の根幹といえます。
3時間の長い時間を大人とともに過ごし切った子どもたちの笑顔が、この日の全てを語ってくれました。