困難を抱える子どもたちを対象とした学習支援は、厚生労働省の平成27年生活困窮者自立支援制度事業として各自治体で始まり、今では各地で様々な方法で実施されています。
社会教育・キャリア教育・シティズンシップ教育を主軸に置いた弊社もその一端を担い5年目を迎えました。
開校当初出会った生徒たちがこの春、高校を卒業しそれぞれの道へと進んでいきました。中には定時制に通い、働きながら学び、高校4年生になる生徒もいます。そんな生徒たちの前向きな姿から我々こそが学び、生徒たちから励まされ、今があります。
私たちの学習支援は、この場に携わってくれた生徒や学生サポーターが作り上げてきたものである、と明確に言うことができます。
そんな大切な場を継続し、彼らの足跡から更に学び、後世につないでいくために、私たちにはサステナビリティという概念をもって取り組んでいく責任があります。
新型コロナ感染症予防対策で混乱を極める中、私たちができることはないのか、熟慮した結果、通信制学習支援を実施することとなりました。
家にいる時間が長くなった生徒とつながる方法はいくつか見つかりました。その中で、誰もが受け取れるであろう方法を選択し、『赤ペンゼミ』と名付け、サポーターの感染予防対策も考えた体制を作りました。
体制づくりには手間がかかりましたが、自治体の担当者の熱意と、学生サポーターの応援があり進めることができています。そして何より、私たちスタッフは生徒たちの声が待ち遠しく、楽しみなのです。
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