2019年1月23日

貿易ゲーム@豊田市

情報が溢れる現代において、何を見て、何を聞いて、何を選択するのか、、
情報の向こうにある真実にたどり着く力、真実を知りたいと思う意欲に繋げるために、「貿易ゲーム」が有効であると考え運営しています。
リフレクションに思考ツールを取り入れ、一人一人の思考から、仲間で支え合い、対話の中でたどり着く協働型課題解決能力に働きかけます。
お問い合わせは下記までお願い致します。
https://www.shiminship.com/p/contact.html?m=1

2019年1月20日

各子ども会の責任者が集まるリーダー研修会

  研修プログラムとして「貿易ゲーム」の実施が始まって3年目。基本的に役員さんは毎年変わるそうですが、中には「昨年度も参加した」という方がおられ、経験を存分に活かしてくださいね、とお話してスタート。
 地域の中での関係性は、家族構成も経済力も年齢もそれぞれが当たり前に違う、私たちの生活上で身近な多様性の世界です。その中で「ゆるやかなネットワークを築くことの価値」を考える機会となるよう、お話させて頂いています。
 様々な地域活動を運営し、地域住民の安全や暮らしを支える自治組織ですが、各種ある地縁団体をつなぎ、活動するおとなのモチベーションを支えているのは、実は地域の子どもたちの声や笑顔。
 子ども会は、地域の中心にあったと思います。しかし核家族化等、暮らしむきが変わってきたことで子ども会の組織は数を減らし、形を変えてきています。寂しさを感じながらも、ではこれから地域住民のゆるやかなネットワークはどこで組織されていくのか、と考えた時、文科省が推進するコミュニティ・スクールが思い浮かびます。防災拠点、地区運動会等は地域の学校を中心に行われており、多くの市民が地域の子どもたちとふれあう場が学校となっています。
 コミュニティ・スクールの仕組みのなかで、子どもたちを中心に地域のゆるやかなネットワークが組織されていくにしても、やはり我々大人は学び続け、変化に対応していく力をつけ、大人こそが笑顔で過ごしていかなければいけません。
 子どもたちは見ています。私たちを。
 ゲーム後のリフレクションで、ゲーム経験者は、貿易ゲームを知っている、ということで安心し、初めて体験した時よりもむしろうまくいかなかったと振り返ってくれました。
 私たちは経験から生まれる固定観念に縛られていないか、正しい情報を選んでいるか、子どもたちに笑顔を向けているか、常にリフレクションしながら前向きに進めていかなければなりません。




2019年1月7日

2019年 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
旧年中は皆様にお世話になりました。
ありがとうございます。改めて御礼申し上げます。
様々な事業を通して、赤ちゃんから小学生、中学生、高校生、大学生、学校の先生、教育委員会の皆様、また自治会長さんをはじめとした地域団体の皆様にお会いし、それぞれの立場や考え方、生き方を間近で教えて頂く機会に恵まれました。
その中で、変化の激しいこの時代における社会教育の環境作りの重要性を改めて考える一年ともなりました。
スタッフ一同、先を見越した運営を心がけ、一歩一歩進んでまいります。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。


ここで、昨年末に実施された、弊団体の大切な事業をご紹介させていただきます。
【赤ちゃん親子授業2018@小学校6年生】
公立小学校6年生2クラスの「命の授業」に、赤ちゃん親子さんをお招き頂きました。

温かい空気に包まれた会場では、赤ちゃん親子さんと触れ合い、話し合い、笑顔を見せ合い、一人一人、そこにいた全員がそれぞれに何かに感動し、胸を打つ授業となりました。


ここで出会う奇跡、命の触れ合いは、二度とない瞬間であり、今ここにいる自分自信が好きになり、出会ったばかりの赤ちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」と心から言える時間でもありました。
先輩ママさんがコーディネーターとしてサポートしてくれたり、赤ちゃん先生を経験して大きくなった子どもたちも参加してくれたり、スタッフ一同、感謝の気持ちで運営させていただきました。





~体験しなければ語れない~ SDGsゲームで考える『協働のまちづくり』を開催しました。

【尾張旭市地域の教育力推進事業】
~体験しなければ語れない~ SDGsゲームで考える『協働のまちづくり』、超満席で開催されました。

募集開始から満席までのお申込の早さで、皆さんの関心の高さが伝わってまいりました。
クリスマスイヴという無謀な日程にも関わらず、お集まりいただきました皆様お一人お一人の主体性により、活気のある質の高いものとなりましたことは言うまでもありません。
SDGs公認ファシリテーターの奥村雄介さんは、前日カンボジアから帰国されたばかり。
これまでの国内外における体験からくるお話は、胸に迫るものがありました。



ゲーム後のワークショップでは、上井 靖先生のファシリーテーションにより、全員参加の未来志向ダイアログが行われました。 

それぞれがゲーム体験で得たSDGs概念を、どう感じ、そして未来のために自分ができることは何かを対話の中で自覚していきます。
「誰一人取り残されない社会」は、弊団体の活動の指針ともなる大きなビジョンです。
まずは、“私が何を考え”そして“私が何をするのか”
そこから何かが始まります。





愛知県外、尾張旭市外からもお越しくださいました。運営をお手伝いいただきました学生スタッフ、サポーターのみなさん、そしてご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました。

■主 催
 特定非営利活動法人しみんシップnet
■後 援
 尾張旭市、尾張旭市教育委員会