2017年1月21日

赤ちゃん親子授業 実施されました。

小学4年生、4クラスで『赤ちゃん親子授業』が実施されました。
二分の一成人式を間近に控えた4年生の「命の授業」です。
教室に向かうと、4年生のみなさんが口々に『赤ちゃん先生が来たー!」と笑顔いっぱいで迎えてくれました。
ふれあいタイムでは、オムツ替えのお手伝いをしたり、赤ちゃんを抱っこしたり、時には泣く赤ちゃんをみんなであやしたり、そこにいるみんなのあたたかい気持ちがつながる貴重な時間となりました。
お母さんたちの体験談は、それぞれ違っていて、それぞれがたくさんの何かを乗り越えて、それはそれは大切な命『赤ちゃん』が授かったことを伺うことができました。
「どうぞどうぞ無事に産まれますように」
そんな気持ちを話してくれたお母さんたちの言葉に、児童は日頃は胸の奥にしまってある何かを感じてくれたようです。
授業の終盤、感想を話す時間のことです。男子児童が迷わず手を挙げてくれました。そして、「赤ちゃん先生、みんな、生まれてきてくれてありがとう」… 教室のみんなが心の中で思っていたことを言葉にしてくれた瞬間でした。
そのキラキラとした言葉に全員が言葉を失い、先生方もお母さんたちも涙が溢れました。
その場にいたおとなも子どもも、命のつながり、人と人との結びつきの温かさを改めて感じることができました。こんなキラキラとした授業を運営させていただけることに、心から感謝いたします。