政治家・弁護士による主権者教育プログラム

~シティズンシップの熟成につながる体験型研修~
   正解のない課題に対し、主体的に判断・行動しようとするシティズンシップに必要な政治的有効性感覚への気づきや、一人一人の主権者意識の熟成に働きかけます。

 プログラム概要




対象 高校生~大学生、社会人
時間 50分程度
場所 各教室、会議室、体育館、講堂など
受講人数 30名~(※人数についてはご相談ください)
講師 1名 ※派遣致します
スタッフ コーディネーター1~2名程 ※派遣致します
教科・研修内容 総合的な学習の時間、社会、道徳など
主権者教育、ソーシャルスキル研修など
こんな方、中高生、団体、地域の方、先生方におススメです!
☑主権者教育プログラムの熟成を図りたい
☑主権者教育とは何かを知りたい、伝えたい
☑選挙や法律について政治家や弁護士など専門家から話を聞きたい
☑地域のコミニケーションを深めたい
☑全員参加の講座で楽しく学びたい
☑体験型の教職員研修、公務員研修をしたい
☑アクティブラーニングを実践したい
☑主体的・対話的で深い学びの体験授業(社会・公民・道徳・生活・キャリア教育等)

 主権者教育の必要性



   主権者教育とは、様々な利害が複雑に絡み合い常に変化する社会課題についての多様な考え、意見を合意形成し、今とこれからの社会を進めるために若者が政治に参画することを目指して、一人ひとりが「知る・考える・意見を持つ・議論する・決定する」という「答えのない課題」に対しての意思決定プロセスに参加することを学んでいく教育です。
   若者の政治参加が社会的な話題になるのは選挙の時ばかりで、大切だと分かっていても日常的に関心が高まらない、政治への失望感が高まれば高まるほど、「どうせ政治に参加しても変わらない、という“ニヒリズム”が蔓延しているのが現状です。
   日本で始まったばかりの「18歳選挙権社会」をどう切り拓いていくのか。日常的に主権者意識を高めるために何ができるのか。これまでの日本を築きあげてきた、我々おとなにとっての「答えのない大きな課題」といえます。

我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(内閣府HP)



 主権者教育とは



【主権】
その国家自身によるほか、他の意思に支配されない、国家統治の権力。
【主権者】
国家の主権を有するもの。
【主権者教育】
2016年7月の参議院選挙から「18歳選挙権」が導入されたことにともない、若者の政治的リテラシーや政治参加意識を育む必要があるとして注目されているのが「主権者教育」(シティズンシップ教育、政治教育)です。
若者を選挙に行かせるためだけの教育ではありません。低い投票率を上げるためだけに行う教育でもありません。それでは、主権者教育とは何をするのでしょうか?

≪教育現場での主権者教育に対する考え方≫
主権者としての意識を醸成するために行う教育。
主権者教育では、選挙や政治の仕組みといった知識にとどまらず、社会人として自立し、他者と連携しながら社会を生き抜く力やさまざまな課題を解決する力を身に付けさせることを目的としている。


 参加者の感想


(受講した生徒より)
・参加型の授業で参加している実感を持つことができ、楽しかった。
・政治のことは難しくわかろうとしていなかったが、今回の授業はわかりやすかった。
・投票について考えたことはなかったが、話しながら深く考えることができて面白かった。
・選挙や社会の課題を身近に感じ、自分で考えることができた。
・自分が選挙権を持ったら選挙に行こうと思った。
・あまり選挙に行くつもりはなかったけど、自分も責任を持って投票しようと思った。
・演説によって投票行動が左右されるんだなと思った。
・自分一人が投票しても何も変わらないと思っていたが、そうではないとわかった。
・自分から声をあげることの大切さを知ることができた。
・「全員が主権者である」と実感した。
・一人一人の投票がすごく大事だと思った。
・投票には賛成か反対しかないけど、その賛成反対の中に色々な意見があって、その意見を尊重させることが大事だと気付いた。
・多数決で決まってしまうが、少数意見は尊重されないのか疑問に思った。
・選挙の立候補者が実際どのように工夫をして選挙活動をしているのか、知りたくなった。

(先生方より)
・政治家や選挙に関係の深い方の生の声は、生徒の興味関心を引き出しやすいと実感した。
・生徒が前向きに取り組む姿が見られた。
・専門性の高い内容でより良い学びになる。
・普段から自分の意見を述べることを通して、主権者としての姿勢が育っていくように感じた。
・生徒に「主権者」としてこの先行動する気持ちが芽生えたように思う。




 これまでの実績

2018年度

・名古屋経済大学市邨高等学校 キャリアデザインコース1年生 100名

2019年度

・愛知県立知立東高等学校 3年生 350名